村野藤吾 建築案内
村野藤吾研究会編集
TOTO出版 2009
村野藤吾(1891~1984)は、戦前から戦後(80年代)まで第一線で活躍した、昭和期の日本を代表する建築家。その作例は多岐にわたるが、ほぼ全作品を写真・解説・所在地マップなどと共に網羅し、解説した作品集。
村野藤吾の建築のみならず、日本近代建築史上においても重要な歴史資料。
・編集委員及びコラム、解説を担当、執筆
目次
・序文-サムシング・ニュー – 菊竹清訓
・村野藤吾略歴
・21世紀に村野藤吾が甦る-その歴史的な意味を探る – 長谷川尭
作品
・教会、修道院、寺院
・美術館
・ホテル、迎賓館
・料亭、旅館、茶室
・銀行
・店舗、百貨店
・劇場、ホール、公会堂
・会館
・庁舎、公共建築
・大学、高校
・事務所
・住宅:解説担当
・その他
コラム・村野建築の紐解き方 – 佐藤健治
・村野事務所草創の頃 – 石原季夫
・渡辺節建築事務所時代の村野藤吾 – 安達英俊
・ 写しの手法-照井春郎
・村野藤吾と近畿日本鉄道 – 川島智生
・「一人にしておいてくれ」 – 折戸嗣夫/矢橋修太郎
・宇部と村野藤吾-田代是明
・「一度やったことは二度とやらない」 – 時園國男
・「できなかったとはいわせない」 – 斉藤格司・村野作品の図面整理の思い出 – 光安義博
・「舟橋さん、これは素晴らしい」 – 舟橋巌
・村野藤吾と建築写真家・多比良敏雄
・「村野藤吾の建築とは何か」という夢 – 小林浩志
・村野藤吾の建築 – 塚本由晴
掲載作品データ
作品年譜
あとがき – 石堂威
*太字執筆担当
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